福田式賃金管理事務所お問い合せ
HOME > 事務所案内 > プロフィール
HOME コンセプト サービス 講演CD セミナー・研修 事務所概要 お問い合せ
  会社案内

 

中小企業の組織は 「横割り組織」

中小企業の組織というのは本当に個性的でおもしろい。これが「正解」というものがないのだ。社長の意志がスムーズに現場に伝わり、現場の情報がスムーズに社長に伝わる組織が良い組織なのだから、大企業のモノマネではなく、中小企業の良さを活かした組織をゼロベースで考えると良い。

では、どのような組織が中小企業にとって良い組織だろうか?

大企業は役割分担が明確で、そのセクションごとに高度な専門職をつけていく傾向があるが、それは中小企業が進むべき道ではない。

私は中小企業の勝ち残りの道は、大企業の「縦割り組織」に対して、「横割り組織」だと思っている。

横割り組織とは、一応担当は決まっているが、必要に応じてお互いが担当の枠を超えて臨機応変に助け合う組織である。中小企業の場合、営業をしながら時には配送も行ったり、総務をしながら、繁忙期には製造ラインの補助についたり、キャンペーンということで店頭にたってみたりとまさに「カメレオン」のようにいろいろな役割を求められる。

確かにやり方によっては、無責任体制になることもあるが、多くの繁盛している中小企業がそうならないのは、社員が自分の仕事を責任をもって遂行していくと同時に、会社全体に常に目を配って、会社がどうなったらうまくいくかを考えて仕事をしているからである。

このような社員の自発的な考え方がり、自社にあった戦略がある限り、絶対に大企業には負けない

では、どうすればこのような組織を作れるのか?ポイントは3つある。

◎部署を細かく分けすぎない
◎我が社は「1人3役主義」の人材を求めると表明する
◎常に相手の立場にたつことのできる「お人好し」を採用する


「部署を細かく分けすぎない」とは、見た目の効率さに惑わされてはいけないということだ。大企業のようなカッコいい組織図のイメージではなく、もっとシンプルで、見た目はカッコ悪い組織が中小企業にとって効率がいい場合が多い。経理、営業事務、配送事務のような仕事があったとしたら、「経理兼営業事務兼配送事務担当」というように、細かく部署に割るのではなく、1人3役でないと務まらない組織が良い。

2つ目の「1人3役主義の表明」はそのために行う。各人の担当・本分は明確にして、会社のために果たすべき役割を柔軟にしておくことだ。そして、従業員が常に会社全体に目配り、気配り、心配りをしたうえで、他部門への「おせっかい」大歓迎の社風を作ることだ。また、中小企業は少数精鋭でやっているので、ある仕事を一手に担っていた人が退職するとなれば一気にダメージを被る。そのためにも1人3役主義をすすめたい。

3つ目の「相手の立場に立つことのできるお人好しを採用する」というのは、あまりその人の個性として「我」が強いとどうしても自分の枠の中で物事を判断してしまい、殻に閉じこもり素直になれないからだ。高度な研究職や技術職などいわゆる「切れ者」に多いのだが、素直でない人、我が強い人が社内にいると、全社的に物事を考える前向きな人のマインドに冷や水を浴びせかけて火を消してしまう。

会社方針、経営の意志の徹底などは大企業も中小企業も同様に重要であることは言うまでも無いことだが、中小企業の組織作りは大企業とはその性質がまったくが違うことをここで強調しておきたい。

 

 

 

 

このページのトップへ戻る

<< HOMEに戻る

賃金・退職金・就業規則・賞与・評価・役員報酬 など中小企業の労務・法務管理に役立つ実践情報を積極配信!
知って得する福田式!

無料!今すぐ登録!

メールアドレス登録
登録 削除


【お役立ち情報】
◆成果が出ないから成果主義?給与減額時代の「月給」決定の実務
◆パートの社会保険未加入リスク対策
◆中小企業は「IQの高い者」を採るな!―人が集まらない小さな会社の採用戦略―
◆警告書・始末書の心と技とシステム ─問題社員を解雇する前にやるべきこと─
◆年収300万円時代の報酬システム ─非金銭的報酬で「報われ感」を演出しよう─
◆中小企業の休職規程の作り方 ─「うつ病」時代を乗り切るために─
◆新しい試用期間の設定方法 ─従業員を選び抜く工夫─
◆中小企業の社員研修方法(その@) ─簡単で、安価で、継続できるシステムを作り出せ!─
◆ライバル会社への情報漏洩を防げ! ─これは困った!顧客を奪って転職・独立─
◆オーナー社長のための解雇講座 ─解雇するときに、どんな点に注意すべきか?─
◆中途採用時の初任給の決定方法 ─若年労働力を確保するために─