

こんにちは!福田秀樹です。
英会話学校に通っています。中学・高校・大学と英語は一応学んできたのですがサッパリしゃべれませんね。日本の小学生と会話は同じレベルですな。いやそれ以下かな‥。
でも、私って一般的な日本人だと思いますので日本の英語教育の失敗は大きいですね〜。
トヨタ QC活動に残業代
トヨタ自動車は従業員が勤務時間外にグループで活動する品質管理 (QC)サークル活動の残業代について、月間2時間と定めた上限を撤廃し、6月から全額支払うこととしました。
従来は自主的活動として位置づけていたQCを明確に仕事であると認めたのです。
トヨタは40年前から、生産現場の従業員らを中心にグループで生産改善活動を進めてきました。製造工具の見直しや使用方法など参加者が知恵を出し合って生産性向上に結びつけるための取り組みで品質改善や収益力の源泉とされてきました。
昨年末、トヨタ堤工場(愛知県豊田市)で働いていた男性従業員が急死した事件が労災とされました。裁判所が QCを「使用者の支配下における業務」と判断したことがきっかけだと推察されます。
これは多くのQC活動実施企業に影響のある方針転換です。“今まで曖昧であったものが明確になっていく”、
今話題の「名ばかり管理職問題」とともにまさに労務問題の趨勢であるといえるでしょう。
それでは「人材貸借対照表」のスタートです。
人材B/Sという経営指標
直近の損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)、業種、社歴、株主構成、得意先、会社案内を見れば会社に行って話を聞かなくても、おおむねその企業様の過去、現在そしてうっすら未来もわかるものです。
でもわからないものがあります。簿外資産と簿外債務があるからです。
簿外資産の典型はそこで働く人材の質と量です。
簿外債務の典型は退職金・企業年金の債務です。特に老齢厚生年金の上乗せの年金である厚生年金基金の債務は 昨今の株価の低迷により莫大に膨れ上がった債務です。
福田秀樹は賃金データ(勤務年数・年齢・職種・役職を含む)も拝見する立場です。この賃金データはまさに人材貸借対照表(B/S)といってもいいのです。
その経営者が過去からどのような姿勢で人材を考えてきたか、幹部は育っているか、定着はどうかなどがハッキリと表れます。そしてうっすらと未来の動向も表れるのです。
経営者の経営姿勢はB/Sに現れる、人材B/Sもまさに同様です。
人材は資産か?
人材は資産か?これにはYESと答えたい。でも、資産にもいろいろな資産がありますね。
社長と想い一つの幹部人材などはまさに「純資産」です。
資産にも「カネ食い資産」と「稼ぐ資産」があります。
決算書のB/Sの左側に記載されている資産とは「現預金」「受取手形」「棚卸資産」という流動資産、「建物」「機械・車両」「土地」「保証金・権利金」「投資等」という固定資産。すべて現金がそのかたちを変えたものですので、売掛債権、在庫商品、建物設備、土地等が、もし稼ぐ資産でなければ単なる「カネ食い虫」です。
資産をしっかりと管理しなければ「不良資産」となりスグに陳腐化して経営の足を引っ張ります。
人材も同様です。人材を費用と見るか資産と見るか、この根本的な発想の違いは大きいのです。
最近感じること
最近、つくづく感じることは製造を中心に中小企業の高齢化が加速度を増していることです。
この会社の10年後はどうっているのだろうか?ソモソモ会社は存続しているのか?心配になることが多々あります。
1年単位の60歳以降の嘱託社員さんをたくさん抱えていたり、幹部人材も全員60歳以上という会社も少なくありません。
もちろん、年金額がドンドン減額され、支給開始年齢が繰り下げられている状況や若年労働人口の低下から考えればこれは致し方ないことかもしれません。少なくとも65歳までの継続雇用は企業の責務といえます。
しかし、私は勝ち残るための企業施策という観点から異義を唱えたい。
組織の若返りはトップの仕事
人は信念とともに若く 疑惑とともに老いる 人は自信とともに若く 恐怖とともに老いる 人は希望とともに若く 失望とともに老いる |
サミュエル・ウルマンの青春という詩の一節です。
企業には「若さ」が必要です。「老化」は危険なのです。老化とは過去に生きる、新しいリスクに挑戦しない、フットワークが悪くなり口先ばかり動かすなどです。
私は決して実年齢が高ければ老化するとは思いません。しかし、相関はあります。
きれいごとですましてはいけない
国は「70歳まで働く社会実現プロジェクト」なるものを推進しています。もちろん、私は60歳以上の方々の生活が成り立つように労務基盤は積極的に整備したいと思っています。
しかし、国の“汚さ”を感じ胸が悪くなります。国の責任を放棄し、年金が払えなくなったので中小企業経営者が賃金を払って生活ができるようにしろということだからです。
「地獄への道は、平等・公平などという小さな正義の石で敷き詰められている。小さな正論を振りかざすことほど怖いことはないのである」
「金持ちいじめは国を滅ぼす」(講談社)より
「美しい政策」は「汚い結果」を生むのです。「美しい国日本」といってサッサと退陣した前総理、格差社会是正で最低賃金1,000円といっている民主党‥。そのうち70歳までの雇用も義務付けられるでしょう。
どうか経営者の皆様、継続雇用や定年延長をきれいごとで考えないでいただきたい。
リーダは「若く」なくてはならない、
組織は常に新陳代謝が必要、組織の平均年齢をいたずらに上げてはいけない、簿外資産である人材B/Sの資産管理に十分な注意を払ってほしい。
さもなくば、企業存続できず当然70歳までの雇用が絵に描いた餅となり、美しいスローガンが汚い結果に終わってしまうのです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
平成20年6月1日
福田秀樹 拝
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