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福田秀樹のWEBコンサルティング稼ぐ組織づくり

Q

退職者が多くて困っています。でも辞める理由はよくわかりません。どうしたらいいでしょうか?

A

 

若年労働力の採用難です。この採用難というのは裏を返せば深刻な"定着難"だといえます。せっかく採った若手に驚くほどの確率で辞められている、だから欠員を補充せざるを得ないです。「最近の若い人は辛抱が足らない」「最近の若い人は仕事をなめている」など若手の悪口を並べ立てても何も始まりません。

 私は敢えて「社員が辞める本当の理由を知っていますか?」とお聞きしたいと思います。給与?長時間労働?人間関係?‥いろいろな理由が述べられるでしょう。でも社員が辞める"本当の理由"は実はわからないものです。そこで私は退職者からこそ真実の情報を取り、明日の経営に活かそうと申し上げたい。そのために退職者面談を実施することを提案します。

 

(優秀な若手が次々に退職するA社)

A社は従業員200名の雑貨・玩具販売業。若くてやり手の社長のもと、会社は"急成長中"です。マスコミにもとりあげられているせいか、比較的優秀な人材を採用することもできるようです。しかし、A社には深刻な経営問題がありました。驚くほどに定着率が悪いのです。それも辞めてほしくない人がドンドン辞めていきます。また、うつ病などの精神疾患で休職している人、退職せざるを得ない人も少なくありません。

 福田「なぜ、こんなに人が辞めるのですか?」

社長「わかりません。うちはアットホームな職場で人間関係にも気を配っています」

福田「御社は給与水準も良いですし、何か他に原因があるのではないですか?」

社長「私が教えてほしいくらいです。今月も本当に優秀な子が辞めたんです。その子が言うには会社は好きですし、みんないい人ばかりだといいます。」

福田「労働時間はどうですか?」

社長「もちろん、比較的多いと思いますがウチの業態では仕方ありません。でも、ウチは他社より労働時間も短いですし、休暇も多いはずです。水曜日は"ノー残業デー"にしています」

 

(わからなければ聞いてみよう!)

採用者面談(面接)はじっくりやりますが、退職者面談は形式的にサラっと実施するのが一般的です。しかし、私は退職者からこそ現場の貴重なナマ情報を引き出せると思っています。しかもタダときています。人事コンサルタントに頼んで"組織診断"などをする必要はありません。

 しかし、社員が辞める本当の理由はよほど工夫しなければ聞き出すことはできません。面談のやり方、質問項目などしっかりとした準備が必要となります。 

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