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福田秀樹の多事争論経済・社会

思い出に残る言葉①

8月9日付の日経新聞に定員割れの私大が40%あるとありました。少子化がすすみ学校が多すぎるのです。私立学校というのは補助金で成り立っていて、多すぎる非効率な私立大学にわれわれの税金が投入されているという見方もできます。

某私立学校の再建のお手伝いに入ったことがあります。

私は人事賃金の改革を提示しました。具体的には教職員の賃金カーブを年功賃金から能力主義へ転換する内容でした。学校の先生の賃金は1972年にできたある法律により高くなりました。さらに、私立学校の教職員の賃金も公立の教職員に準じて制度が組まれており、完全の年功賃金で、そこに勤務成績や評価が入る余地はありません。ここにメスを入れようとしたのです。

結論から言えば、私のコンサルティングは失敗に終わりました。つまり、良い案だと一部の理事から評価はいただいたが、実行の段階になれば総論賛成、各論反対なのです。

某私立大学は人件費にメスを入れない限り再建はないことは明らかでした。

改革に反対する理事が言いました。

「学校は一般企業とは違う。特別の存在だ。学校はつぶしてはいけない、母校をなくしてはいけない、なぜなら・・」と持論を演説された。

私は言いました。

「私は学校だけが特別だとは思いません。学校もしかるべき手を粛々と打たなければこれからどんどんつぶれる時代なのです。」

私は約1か月後に契約を解除されました。

 

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