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福田秀樹のWEBコンサルティング人事評価と給与制度づくり

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2013年 中小企業の冬季賞与を予測する

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最近、日経新聞の一面には「上場企業の業績●割アップ」「トヨタ リーマンショック前に業績戻る」など景気のいい話が出ています。アベノミクスの効果で、次は中小企業の賃金アップだ!(と社員さんは思っているのではないか)と経営者はプレッシャーがかかっています。

 

想定の利益があがっている場合は賞与でしっかり還元するべきです。でも、そうでもなければ、ムードによるプレッシャーは感じなくていいと考えます。

 

中小企業白書によれば、企業数421.3万社のうち、大企業は約1.2万社、中小企業は420.1万社<中小企業のうち小規模企業(常用雇用者20人以下、卸・小売・飲食・サービスは5人以下)は約366.5万社>です。つまり、全企業のうち0.3%のさらに一部のことだけを日経新聞は報じているということです。

 

毎月勤労統計という厚生労働省の統計があります。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/25/2509p/2509p.html

 

月間現金給与額(平成25年9月速報)では、「きまって支給する給与」は前年比0.0%です。所定内給与は下がって、所定外給与が上がっているためプラマイゼロという感じです。

 

賞与の前年比(%)推移によると、2013年、今年の夏季賞与においても、前年比で0.3%が上がった程度です。

 

過去の推移・景況から考えて、中小企業の2013年冬季賞与は前年比1.0%上がる程度ではないかと思われます。デフレ感は底を打ちましたが、中小企業は一進一退、ワッショイ・ワッショイやっているのは一部の大手だけ。

 

アベノミクスの主要な矢は打ち放たれ、これといった矢がもうありません。残念ながら、来年の後半からは景気は失速するとみます。中小企業は目先の景気動向に左右されないキャッシュフロー経営の実践が求められます。

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