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福田秀樹の多事争論経済・社会

廃業のきっかけ

業績不振、社長の病、息子が会社を継ぐ気が全くないなど廃業を決断することがあります。

 

廃業のきっかけとして法律・ルールの改正により一時的な大幅なコスト負担が見えたときというのがあります。

 

その一つに今月から施行された、大規模施設に耐震診断を義務付ける改正耐震改修促進法の施行があります。改正耐震改修促進法とは。1981年以前の旧耐震基準で建てられ、不特定多数や1人で避難するのが難しい高齢者・障害者などが利用する大規模な建築物について、2015年までの耐震診断を義務付けるというものです。

 

この法律の前に、ホテルや旅館に困惑が広がっています。

 

私がホテル・旅館の社長様に講演をさせて戴いたときも、多くの社長様の関心事はこれでした。勉強不足で、その講演のときにはじめてこの法律を知ったのです。

 

大地震への備えは急務ですが、耐震改修には億単位の費用がかかるケースもあります。また、その間、ホテル・旅館は(全部又は一部を)クローズしなければならないのですから、大きなダメージといえます。

 

耐震診断の結果は公表されるため、強度不足と診断されれば間違いなく宿泊客は減るでしょう。

 

どんな時代、ビジネスにも廃業のきっかけというのがあります。これを機会に廃業、売却、リストラも起こるでしょう。

 

地獄への道は善意で舗装されているのです。

 

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