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福田秀樹の多事争論経済・社会

大塚家具、お家騒動

昨今、オーナー会社ではよくあるお家騒動を上場会社がやっているという感じです。父(創業者の勝久会長)VS娘(久美子社長)の大塚家具のお家騒動。

 

率直な感想は、久美子社長の戦略や中期経営計画がうまくいくかはわからない(うまくいかないかもしれない)、でも、親父は、なぜやる気も能力もある娘に賭けてみないのか、変革を否定するのか、若い感性になぜ委ねないのか、疑問だということです。従来型のビジネスモデルを志向する自分が社長となり、継続したとしてもまず再建は難しいのだから、若い人に賭けてみるしかないのです。

 

年齢で線は引けないが、中小企業庁の統計では、平均的に60歳の社長が率いる会社は、成長率マイナス、70歳以上の社長となれば、そのマイナスはさらに顕著なのです。時代に応じたマーケット感覚が錆びつき、自社の「売り物」が古くなっているのに気づくことができない。高齢社長の取りまきも特に創業ワンマン社長の補佐は、イエスマンですから、進言するものはおらず、業績不振はとまらない。

 

継がせる側は、継ぐ側に対して、「今の事業は早晩なくなっていくよ。ワシの時代はええ時代やったけど、大変な経済環境で会社を継ぐんやで。先手、先手で変えていかないと事業はもたないよ。それでもやりたいのならやりなさい」ということを伝えることこそ重要なのです。

 

大塚家具を含め、多くのオーナー会社でもよくみられるように、親子関係、兄弟関係のゴタゴタを会社経営に持ち込まれた社員はたまったもんではありません。そこは、株式会社、結果はシンプルです。株主総会が終れば、すべて決着します。

 

良い後継者がいないオーナー会社より、よっぽど問題解決はシンプルですね。

 

 

 

 

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