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福田秀樹の多事争論経済・社会

全体をとらえる

クライアントの社長様に教えて戴いたのですが、国家や都道府県レベルのビックコンセプトを構築する場合、以下の3人が必要とのことです。

 

①    哲学者

②    芸術家

③    歴史家

 

方向性について意思決定をするとき、おそらく、「全体をとらえる」必要があるからだと思います。

 

いま騒がれているマイナンバー制度ですが、その全体像とは

 

①    利便性

②    コスト

③    情報セキュリティ(情報の安全性)

 

だと考えます。現在、ITベンダーやセキュリティ会社が、情報セキュリティの重要性を強調して営業攻勢をかけていますが、それは一面でしかないのです。

 

利便性を考えると、消費税の還付の議論もあったように、マイナンバーカードは持ち歩く必要があるのです。国がねらっているのは世界一のIT先進国。極論、情報がIT技術により瞬時に飛び回り、カード1枚ですべての用事が済んでしまうイメージです。

 

この全体をとらえるとは、常に片方の面だけでなく、両面をみるということです。「全体共通性」と「部分相違性」、「うまくいっていること」と「うまくいっていないこと」、「変化したこと」と「変化していないこと」など、常に物事には両面あって、どちら今、主流か、これから何が主流になるかを考えます。

 

現在マイナンバーは「情報セキュリティ」が主流(マイナンバーカードを落としたら大変だ!)となっていますが、今後は利用目的を拡大し、「利便性」が主流になっていくと考えています。そのためには運用の「コスト」を下げていく必要があるので、「コスト」も副主流になります。

 

 

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