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福田秀樹の多事争論経済・社会

本物を見極めるには?

情報過多です。ネットを検索すれば次から次へと情報が怒涛のようにあふれ出します。

 

あるコンサルタントの先生に、「福田さん、本物の情報かどうかを見極めるコツは何かわかりますか?」と聞かれました。

 

私は正直サッパリわからなかったのですが、先生いわく「普遍性」と「総合性」を有していることらしいです。

 

たとえば、「掃除をすれば9割会社はうまくいく」「質問力で仕事は9割うまくいく」的な本やセミナーがあります。

 

本当に9割という打率なのか?も疑問ですが、少なくとも1割はうまくいかない。相関関係はあったとしても、因果関係はとても怪しい。

 

では、著者は「うまくいくこと」と「まずくいくこと」の全体をおさえて、この条件がそろえば、「うまくいく」、この条件が整わなければ「まずくいく」という両面を認識し、論じているかが問題であるのでしょう。

「総合性」とは、バラバラに考えず、全体で理解することです。

「普遍性」とは、すべての物事に通じる性質、また、すべての物事に適合する性質のことです。

 

「人を動かす」(デール・カーネギー)という本の文庫本が最近出ました。この本は、最も世界で読まれている本です。書いてあることは、確かに「普遍性」と「総合性」を有しているように思えます。

 

経営理論や人事領域の理論が流行り廃りを経て、次々と消えていくのは、片面だけを論じる、非常に特殊な状況下でたまたま成り立った事象に言及するなど、「本物の情報」ではないからでしょう。

 

世の中の情報で「普遍性」と「総合性」をもって、出されている情報は1%もありません。本物の情報はごくわずかです。

 

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