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福田秀樹の多事争論文化・スポーツ

モハメド・アリの名言

2016年6月3日、元ボクシング世界ヘビー級王者モハメド・アリが逝去。74歳。モハメド・アリといえば「蝶のように舞い、蜂のように刺す」とか「アントニオ猪木と異種格闘技で戦った(そのとき猪木はずっと寝転んでいた)」くらいしか知らなかったが、アリは勝負師としてなかなか味わい深い名言を数々残していることに感心をしました。

その名言の一つに「わざと打たせたボディは効かないんだ」というものがあります。

意外な局面で撃たれるボディ、自分は絶対大丈夫だとタカをくくっているときに、撃たれるボディは効いてしまう。でも、わざと打たせているということは、計算ずくだから、それは勝利への条件整備に過ぎない。

私はこの言葉を聞いたときに、ずっと頭に残っている将棋棋士の米長邦雄氏の言葉を思い出した。

「「負ける」と「負けている」は違う」

劣勢に陥っても、来るべき勝機が訪れたら、何時でも行くぞ、それまではじっと我慢だ、耐えてみせよう、ということではないかととらえている。「負ける」とは本当に負けてしまうこと、「負けている」とは、今は負けているように見えるが、相手にわざと撃ち込ませているという側面もあって、それは勝利へ向けての布石に過ぎない。

 

リスクをとり、現状維持ではなく、現状打破を目指すものは、意図的に「負けている」状況をつくり、耐える時期がいるのだろう。

 

私はこの2人の勝負師の言葉が気に入っています。

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