MENU

福田秀樹の多事争論経営者

モメてしまっても大丈夫

円満な社風、良好な人間関係、穏やかな職場。

 

このような状態は社長、社員も求めることです。でも、波風の立たない、良好な人間関係が維持されているといことは、現状維持の経営姿勢のもとで運営されている会社であることが多い。

 

社長が口では現状打破を唱えているが、行動はすべて現状維持である

強いライバルがいない(独自商品があるということではなく、たまたまライバルが参入して攻めてこない)

トントンで経営が維持されている(何期も赤字でも昨今の金融緩和で通常なら倒産している会社も存続できている)

全体的に社内が高齢化している、平均年齢が40代後半

会社の過半数の社員が自分が、もらえる退職金の額を知っている。

残業はほとんどない

若い人に魅力のある会社ではない

経営方針や経営目標が不明確

革新を求める重点施策は何ら打ち出されていない(又はとても抽象的な打ち出しで、毎年未達成なのにお咎めなく時が過ぎていく、社長も社員の楽ちん)

3時になったらお茶とお茶菓子を食べ始める、ぺちゃくちゃしゃべっている

 

このような会社は生き残るための死にもの狂いの努力がない、変化しないので、まず労務問題は起こりません。でも、確実に組織の死に向かって突き進んでいるといえます。少し経営環境が変化したら一たまりもない。

 

いま、万人規模の一部上場企業は、無数の労務問題、労働争議を繰り返して今があります。

 

敢えてもめる必要はありませんが、もし残念ながら労務問題が起こってしまったら、それをプラスにとらえるべきです。

 

目の前の問題、悪条件とは、自社を高めるために存在しているのであり、また、最高の目的をより高いレベルで達成できるために存在しています。悪条件とは不可避であり、不可欠なものです。

 

経営とは、そうした社会的実相(客観的条件)の中での価値追求、価値創造の実践活動です。

 

問題が起こったとしても、正しい理念・戦略に向かって、前進、真摯な努力を続ける限り、必ずたくさんの味方が増えていき、良い風が吹き、やがて確実にそれが主流になり、差別化された社風ができ、本願成就できます。

 

 

  • こんな人事給与の悩みを解決 詳細はこちら
  • 講演CD最新情報はこちら

経営者 記事一覧