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福田秀樹の多事争論経済・社会

おしろい企業

本当はブラック企業なのに、ホワイト企業のふりをする。これを「おしろい企業」というそうです。「おもしろい企業」ではありません。別名「隠れブラック企業」です。

 

いま、ホワイト企業のふりをしないと、採用ができません。特に新卒採用は超・ホワイトをPRしないと難しいといわれています。ですから、厚生労働省の認定や●●賞などとれるだけ受賞して、50点を90点に見せようとしている会社が多いように思います。

 

ワークライフバランスで有名な企業のネットの書き込みがめちゃめちゃひどい・・・、こんな事例が後を絶ちません。

 

本社(本部)の主張

=残業隠しはやめろ、ウチは未払い残業はありません、長時間労働はありません、女性に優しい会社です、とPRする。

 

現場(店舗)の主張

=本社の言うように仕事が終わらない、タイムカード打ってから仕事しています、人が辞める、人が採れない、売上があがらない、とても育児短時間勤務などできません。

 

このような構図があり、本部と店舗の溝ができて、現場の不満がつのり、監督官庁に申告する。

 

きれいごとはすべてコストです。一時的には利益や採算を度外視しないと、ホワイトにはなれませんし、今いる人も大切にできないのです。今まで通りのビジネスモデル、仕組み、労務管理、利益は落とさず、社員の努力でホワイト企業になりました、これが最も危険です。

 

 

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