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福田秀樹の多事争論経済・社会

言ってはいけない

最近の労務の「言ってはいけない」は、「死に物狂いで働きなさい」「長時間労働こそ美徳です」という言葉であり、論調です。

 

あるテレビ番組で、京セラの稲盛和夫名誉会長にNHKのインタビュアーが「昨今の働き方改革や長時間労働防止についてどう思われますか?」と質問した。これについて稲盛氏の回答はとても歯切れの悪いものでした。

 

もし、稲盛氏が有名でもなく、社会的影響がないなら、このよう答えたのではないかと私は勝手に推測します。

 

「中小企業が生き残るためには、経営者も社員も誰にも負けない努力が必要です。特にスタートアップ時の零細企業などは、"常軌を逸した長時間労働"を経営者だけでなく、社員にも行ってもらわないと会社を維持することなど到底できません。今も昔も資本力のない中小企業はハードワークなくして競争に勝てませんし、生き残る道はありません。京セラもそうやって小さな会社からベンチャーとしてのし上がってきました。そのようなときに大切なのはフィロソフィーです。経営者は私利私欲ではなく、お客様のため、社員のためという哲学が絶対に必要です。」

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