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福田秀樹の多事争論経済・社会

働き方改革で能力のない人は退場となる?

一代で年商50億を超える企業を築き上げた会長様は、「これからは能力のない人はやっていけなくなるね。今までは能力がないなら、一生懸命、労働時間で補っていたのにそれをやるな、というのだから」とおっしゃいます。

 

また、某有名商社に勤務歴のある社長様は、「私の前職の会社は営業成績で下位の2割は残業ができない制度でした」とおっしゃいます。この某有名商社は働き方改革で成功していると世間では評判になっています。

 

経営者が経済合理性を考えたとき以下のようになるはずです。

 

(働き方改革で能力のない人が受ける仕打ち)

1 成果があがらない、残業代に見合う生産性がないので残業が禁止される

 (ここでインプット(時間)の総量が制限されても、アウトプット(成果)を高める創意工夫がきればセーフ、できなければ以下)

     ↓

2 残業が禁止されるので益々成果があがらなくなる

     ↓

3 残業代もゼロになるうえ、成果があがらないので賞与も限りなくゼロになる、昇給・昇格も見込めない

     ↓

4 自分が欲しい生活費が稼げなくなる

     ↓

5 自主退職するか、コンビニなどで副業をはじめる

 

実は私も能力がないと自分で判断して、会社組織から退場しました。能力がない分、気合と労働時間で補うしかないと判断したからです。

 

もし、私のような自営業者にも、8時間以上働いてはいけないという法律ができて、夜に事務所の電気がついていたら、労働基準監督署がやってきて、「仕事をやめなさい!」と言われる世の中になれば、私も事務所の下のコンビニでバイトをしようと考えています。

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